令和7年度 対マレーシア草の根・人間の安全保障無償資金協力「サバ州サンダカン地区障害者施設車椅子用リフト付車両整備計画」贈与契約署名式の実施

令和7年11月25日
(左)サバ・チェサイア・ホームアンドサービス
Lawrence Hee Qui Shing 代表
(右)在コタキナバル領事事務所 山下義人 所長

令和7年度 対マレーシア草の根・人間の安全保障無償資金協力「サバ州サンダカン地区障害者施設車椅子用リフト付車両整備計画」贈与契約署名式の実施

○日時:令和7年11月19日(水曜日)
○場所:在コタキナバル領事事務所
 
 11月19日、日本国政府は、サバ州コタキナバル市及びサンダカン地区で障害者福祉施設を運営するサバ・チェサイア・ホームアンドサービスに対し、草の根・人間の安全保障無償資金協力プログラムを通じて、車椅子用リフト付車両1台を提供することを決定し、山下義人 在コタキナバル領事事務所長及びLawrence Hee Qui Shing サバ・チェサイア・ホームアンドサービス代表との間で本件贈与契約を締結する署名式が行われました。

 サバ・チェサイア・ホームアンドサービスは、1974年に設立され、1983年にコタキナバルに最初の障害者福祉施設を開設して以来、人種、宗教、文化に関わらず、障害のある方々の自立を支援するため、40年以上にわたり居住型のケアと職業訓練を提供してきました。コタキナバルの福祉施設では、清掃、洗濯、菓子製造といった経済支援プログラムに加え、車椅子利用者や移動が困難な方を対象とした「チェサイア・モビリティ」と呼ばれるバリアフリー移動サービスも提供しています。この移動サービスは、令和2年度草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じて、当事務所から供与された車椅子用リフト付車両を活用しています。
 
 2000年にサンダカンに開設された2番目の障害者福祉施設において、サバ・チェサイア・ホームアンドサービスは、特別な支援が必要な子どもたちの早期教育のための保育園と、障害者が雇用の機会を確保できるようにするためのリサイクルショップを運営しています。
 
 サンダカンの施設で唯一所有していた車両は、経年劣化により著しく老朽化していました。さらに、油圧式積載装置と車椅子固定装置が装備されていないため、車椅子利用者と施設職員にとって安全ではなく不便な状況でした。しかし、状態が悪いにもかかわらず、車椅子用リフト付車両を購入するための資金が不足しているため、入居者と子どもたちの移動に不可欠な車両であるため、使い続けるしかありませんでした。
 
 本件支援を通じて、サバ・チェサイア・ホームアンドサービスに、新たな車椅子用リフト付車両1台が提供されます。これにより、サンダカンの施設の入居者、子どもたち及び施設職員が、通院、福祉事務所への訪問、施設外での招待イベントへの参加、その他の外出など、日常的な用事を済ませるために外出する際の安全性と利便性が向上し、サバ州の地域社会において、能力に応じて可能な限り自立した生活を送る機会が確保されます。
 
【サバ州サンダカン地区障害者施設車椅子用リフト付車両整備計画】
 ○供与限度額:61,584米ドル
 ○供与品目 :車椅子用リフト付車両1台
 ○要請元  :サバ・チェサイア・ホームアンドサービス (Sabah Cheshire Home and Services)
 
署名式参加者の集合写真