ヘイズ(Haze/煙害)発生に伴う注意喚起(更新)

令和8年9月8日
 9月7日、同4日にサラワク州セリアン(Serian)地区に発令されていたヘイズによる大気汚染の深刻化に伴う非常事態宣言が解除された旨、マレーシア首相府から発表されております。
 同地区の大気汚染指数(API/Air Pollutant Index)は、依然として非常に不健康とされる水準にあり、屋外での活動を控え、当局からの指示に従うよう呼びかけられておりますので、引き続き、当局により発表される情報に十分にご留意ください。
 
1 ヘイズ(Haze/煙害)とは
 インドネシアにおける森林火災や焼畑農業に起因する煙及び排気ガス等に含まれる微粒子が原因となって起こる大気汚染の一種です。マレーシアにおけるヘイズは4月から10月にかけて悪化し、汚染された大気はモンスーンによって隣国のマレーシアやシンガポールを覆い、健康被害が懸念されるようになります。
 
2 大気汚染指数(API/Air Pollutant Index)
 マレーシア各地において、依然としてAPIの数値が高い傾向が続いています。

(参考:API・マレーシア環境局資料)
0-100   良好~通常
101-200  不健康
201-300  非常に不健康
>301-500 危険
>501      緊急事態、災害レベル
 
3 予想される健康被害
 APIの数値が高ければ高いほど、健康に及ぼす被害が大きいとされていますが、外出時間や喫煙習慣、年齢や個々の健康状態等にも影響され、以下のよう健康被害が考えられます。

○ 咳
○ 呼吸困難
○ 上気道炎
○ 心臓発作
○ 鼻腔や喉の違和感(ムズムズ、イガイガ感)
○ 皮膚のかゆみ
 
 特に、お年寄りや子ども、喘息や気管支炎などの呼吸器障害や心疾患、アレルギーをお持ちの方、喫煙者は体調を悪化させる可能性がありますのでご注意ください。
 
4 ヘイズによる健康被害を減らすためには
 一般的に次のような対策が推奨されております。

○ 外出や屋外での活動を減らす。
○ 外出時にはマスクを着用し、うがい・手洗い・洗顔に努める。
○ 室内環境の整備(エアコンのフィルター清掃、床の拭き掃除など)
○ 喫煙を控える。
○ 症状があれば、医療機関での診察を受ける。
 
 在留邦人及び当地に渡航される皆様におかれましては、今後もAPIをはじめとするヘイズ関連情報やご自身・ご家族の体調にご留意いただき、必要に応じた対策を取られますようお願い致します。