ペナンパンにおける銃撃事件に対する注意喚起について
1 10月30日午後、コタキナバル市南方に位置するペナンパン地区の商店街で、スールー軍系メンバーとみられる強盗犯2人が、私服警察官との銃撃戦で死亡する事件が発生しました。
2 その後、11月5日、サバ州警察は、同強盗犯が仲間のリクルートと資金獲得を目的としたスールー軍関係者であることを認めました。ただ、サバ州警察としては、サバ州内で、スールー軍が侵入し被害を引き起こす可能性は極めて低く、また州警察が治安を維持しているので、いたずらにパニックを起こさないように注意しています。
しかし、こうした銃撃戦や強盗事案が発生する可能性は引き続き排除できませんので、日頃から周囲の状況に注意するようにし、少しでも危険な状況があれば、素早く安全な場所に避難するなどの対応を取ってください。
もし万一被害に遭った場合は、直ぐに最寄りの警察に被害報告をし、当領事事務所にもご連絡願います。
3 なお、コタキナバル市内においては、こうした事件が発生する可能性は低いと思われますが、一方、強盗、空き巣、スリ、置き引き、車上荒らしなどの一般犯罪は常時発生していますので、十分な注意をするようにしてください。