草の根・人間の安全保障無償資金協力
「セナハラヤン村河川施設整備計画」機材引渡式の実施


日時:平成23年1月29日(土)

場所:セナハラヤン村(サラワク州クチン市郊外)

日本国政府は、サラワク州クチン市郊外のセナハラヤン村に対し、草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じ河川施設整備への支援を行いました。

1月29日(土)同村において、山口所長の他、関係者及び同村住民多数が出席する中、機材引渡式を行いました。

同村では、住民の洗濯及び水浴は河川を使っていたところ、雨期と乾期の水位変化から危険を伴うため、整備された施設の設置が求められていました。本計画では実施団体であるSarawak Rivers Boardの監督の下、同施設(写真)及び付帯施設(東屋)、安全な渡河を可能とする歩道橋が建設されました。

今般の河川施設の供与により、同村住民80世帯400人が安全かつ快適な河川利用が可能となりました。


   

 

【セナハラヤン村河川施設整備計画の概要】
供与金額:24,990ドル(82,879リンギ)
供与品目:河川施設建設資材他
要請元 :Sarawak Rivers Board(サラワク州政府機関)