平成24年度対マレーシア草の根・人間の安全保障無償資金協力
「キウル地区少年寄宿舎車両整備計画」車両引渡式の実施
日時:平成24年11月20日(火)
場所:サン・ダミアノ少年寄宿舎
「キウル地区少年寄宿舎車両整備計画」にて購入された14人乗りバンタイプ車両の引渡式が、サン・ダミアノ少年寄宿舎にて執り行われました。
日本政府から森川 博文 在コタキナバル出張駐在官事務所長が、モンフォート青年職業訓練校(要請元)からフランシス・チュア校長が出席しました。また、本式典に臨席した同校運営員会長のベルナルド・ドンポック・マレーシア連邦政府プランテーション事業・商品大臣により、引き渡しの立ち会いが行われました。
今回の車両整備により、同寄宿舎で生活する生徒約60人の交通手段が改善されました。今後、日常品の買い出しや通院をはじめ、教育機会の改善をねらった、社会見学やモンフォート青年職業訓練校本校での課外活動に参加するために活用されます。
平成24年度対マレーシア草の根・人間の安全保障無償資金協力
「キウル地区少年寄宿舎車両整備計画」契約書署名式の実施
日時:平成24年10月4日(木)
場所:在コタキナバル出張駐在官事務所
日本国政府は、サバ州トゥアラン郊外のキウル地区にあるサン・ダミアノ少年寄宿舎に対し、草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じ、バンタイプの車両を購入するための支援を行うことを決定しました。
サン・ダミアノ少年寄宿舎は、マレーシア・サバ州の地方都市・村出身の少年が、キウル地区の公立セカンダリー・スクール(日本の中・高等学校に相当)に通学するための寄宿舎で、NGO団体のモンフォート青年職業訓練校(Montfort Youth Training Centre、本拠地:コタキナバル郊外キナルート)によって運営されています。
平成24年10月4日、森川 博文 在コタキナバル出張駐在官事務所長とフランシス・チュア・モンフォート青年職業訓練校長との間で本件支援の契約書署名式が行われました。 モンフォート青年職業訓練校は同契約に基づき、バンタイプの車両1台を調達します。
サン・ダミアノ寄宿舎が所在するキウル地区は深い谷に囲まれ、最寄りのトゥアラン市街から車で30分程度を要するために交通面で不便を強いられていました。今回の車両購入により、トゥアランやコタキナバル市街までの日常品の買い出しや通院のための交通手段が改善され、同寄宿舎に所属する生徒約60名(12歳~18歳)の生活環境の向上が期待されます。また、同車両は、所属生徒の社会見学やモンフォート青年職業訓練校本校での課外活動に参加するための交通手段としても用いられる予定となっており、教育機会の改善も図られます。
【キウル地区少年寄宿舎車両整備計画の概要】
供与金額:30,911ドル(93,660リンギ)
供与品目:バンタイプ車両 1台
要請元 :モンフォート青年職業訓練校(Montfort Youth Training Centre)