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クラゲに対する注意について

 

1 2012年12月に、マレーシア・サバ州(ボルネオ島)のコタブル(コタキナバルから車で約2時間の距離にある町)の海岸において、邦人旅行者(幼児)がクラゲに刺されて死亡する事故が発生しました。
 また、2012年1月にも、サバ州コタキナバル沖合にあるマヌカン島の海岸で、二人の邦人旅行者(子供)がクラゲに刺され、いずれも応急措置により生命の危険は避けられましたが、そのうちの一人はシンガポールの病院へ緊急搬送されるという事故が発生しています。

2 当地を含め、オーストラリアやフィリピン近海で生息が確認されているクラゲの中には、強力な毒をもっている種類があります(例として、ハコクラゲ(Box Jelleyfish)、今回の事故の原因種と推定されています)。

3 サバ州観光局(サバ・ツーリズム・ボード)では、本件事故を踏まえて事故防止のための調査を行っており、リゾート施設員に対する指導を行う予定ですが、同時に海水浴等の際には以下の注意喚起をしています。
(1)ライセンスのあるツアーガイドやツアーエージョントを利用すること。(個人手配の場合は、危険な場所などの情報が不足する場合がある。)
(2)サバ・ツーリズム・ボードのウェッブサイトhttp://www.sabahtourism.com
にアクセスして情報を入手する(「コタキナコ」の日本語コーナーあり)。
(3)サバ・ツーリズム・ボードでは、月曜から金曜は8時から17時まで、土曜、日曜、祝日は9時から16時までの間、212121の電話番号で情報提供をしているので、利用して欲しい(市外からの電話の場合、088-212121をコールする)。
(4)メジャーなリゾートホテルやガヤ島周辺地区では、クラゲ注意のサインボードを表示しているので、注意して欲しい。
(5)万一刺された場合は、直ちに近くの従業員に相談し、症状に応じて総合病院で治療を受けるようにする。