観光客が被害者となる交通死亡事故の発生について(注意喚起:シートベルトの着用徹底)
平成22年5月16日(日)午後,コタキナバル市内のリゾート宿泊施設付近の交差点において,信号停止中のタクシーに無謀運転の乗用車が衝突し,バイク一台も巻き込まれる交通事故が発生しました。
この事故で外国人観光客(女性,42歳)一名を含む2名が死亡,3名が負傷しました。死亡した観光客はタクシーに乗車して宿泊先であるリゾート施設に帰る途中でした。
サバ州では平成21年に15,798件の交通事故が発生し、346名の死者が出ていますが,交通事故死者数は日本に比べて非常に多い状況にあります。
当地では日本と同様に車両乗車時のシートベルトの着用(後部座席を含む)が義務づけられています。楽しい観光旅行中であっても,観光バス,タクシー等を利用する際にはシートベルトの着用を徹底する等交通事故対策を忘れないようにして下さい。