繁華街におけるスリに注意
平成23年11月20日(日)午後8時頃,コタキナバル繁華街のカンポンアイル付近の道路上において、日本人がスリにあうという事件が発生しました。
被害者は、右手にカメラ、左手に買物袋を持ち、財布をズボンの右後ろポケットに入れて、夜の繁華街の街を歩いていたところ、前から若い女性と40~50歳くらいの男性が歩いて来て、その男性とぶつかってしまいました。お互いに「失礼しました。」等の挨拶を交わし立ち去ったところ、周囲の人から財布が落ちていると教えられ、あわてて財布の中身を調べてみると、現金及びクレジット・カード1枚だけが亡くなっていました。
周囲に多数の人がいる繁華街にいても,このような犯罪に対する警戒を怠ることはできません。昨年は,コタキナバル中心部に所在するショッピングモールのウィスマ・ムルデカ内両替商で、両替をした客を狙ったひったくり事件が発生しました。
犯人は大金を所持していると思われる人をよく選んで,追跡した後に犯行に及んでいます。ズボンの後ポケットに膨らんだ財布を見えるように歩くのは、非常に危険です。銀行での出入金前後、両替商の利用前後等にも、スリ、ひったくり等の犯罪の可能性があります。十分注意しましょう。
~ 在コタキナバル出張駐在官事務所から邦人の皆様へのお願い ~
犯罪被害や事故に遭遇した場合,被災した場合等は当館への連絡をお願いいたします。また,死亡,重体又は行方不明等により連絡の取れない邦人について認知された場合にも当館への連絡をお願いいたします。当館では,状況に応じた邦人援護を行っております。