平成22年度対マレーシア草の根・人間の安全保障無償資金協力
「バケララン地域集会所太陽光電化計画」契約書署名式の実施
日時:平成22年7月14日(水)
場所:サラワク大学キャンパス
日本国政府は、国立サラワク大学(Universiti Malaysia Sarawak: UNIMAS)に対し、草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じて「バケララン地域集会所太陽光電化計画」への支援を行うことを決定し、平成22年7月14日、山口一義在コタキナバル日本国総領事とカイルディン・アブドゥル・ハミド・サラワク大学副学長との間で契約書の署名式が行われました。
サラワク大学は同契約に基づき、サラワク州リンバン郡のバケララン地域において太陽光発電装置一式の整備を実施することとなり、集会所への電力供給により同地域住民のコミュニティ活動の拡大等が期待されます。
今回の署名で、サラワク大学が実施する太陽光電化計画への3度目の支援となり、これまでサラワク州ミリ郡のロングラマイ、サバ州センポルナ郡のララパン島で計画が実施されています。
同大学によって住民への指導・教育が行われており、継続性のあるプロジェクトへの支援によってマレーシアの僻地における社会的・経済的な発展に着実に寄与しています。
【バケララン地域集会所太陽光電化計画の概要】
供与金額:54,664ドル(約174,870リンギ)
供与品目:太陽光発電装置(ソーラーパネル、バッテリー他関連機器)
要請元 :国立サラワク大学(Universiti Malaysia Sarawak)