日時:平成22年12月7日(火)
場所:サラワク州リンバン・バケララン
日本国政府は、サラワク州リンバンのバケララン地域に対し、草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じて集会所の太陽光電化への支援を行いました。
12月7日(土)同村において山口総領事の他、カイルディン・アブドゥル・ハミド・サラワク大学副学長の他、関係者及び同村住民が多数出席し、賑やかな雰囲気の中、太陽光発電システムの機材引渡を行いました。
スピーチにて山口総領事は、「バケラランの皆さんがインターネットを通じて世界にアクセスすることができると同時に、本プロジェクトが日本とマレーシアの友好のシンボルとなることを期待します」と述べ、その後システムのテープカットを行いました。
本計画はサラワク大学・農村部情報化センター(Center of Excellence for Rural Infomatics)が「e-バケララン・プロジェクト」として設立した集会所へ電力を供給するものです。同地域住民は集会所に設置されたパソコン及びインターネット施設を利用することができ、外部とのコミュニケーション機会の拡大とコミュニティ活動の活性化が期待されます。